sangak’s diary

高校球児の不祥事は指導者の問題?

暁星国際高の野球部監督「添い寝しよう」 部員が訴え(朝日DGITAL)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171204-00000047-asahi-soci

 

 3年生の部員2人は、入浴中に「体を洗う」と監督に言われて体を触られたり、消灯後に見回りをしていた監督に「添い寝をしよう」と布団の中に入られたりした。
 監督は同校の聞き取りに対し、「コミュニケーションのつもりだった。恋愛感情はなかった」と話し、セクハラやパワハラの認識を否定した。
(以上、記事より抜粋)

 つまり罪悪感がないということですか。それを立派なハラスメントですね。ところでなぜ名前が公表されないのでしょうか。こういう人はまた繰り返しますよ。大切な子供を守るためにも、世間に知らしめるべきでしょう。
 痴漢は「容疑者」の段階でも公表されるのに、教師の場合、本人の自供があっても名前が公表されないことがあるのが謎ですね。教育委員会は、そこまでして子どもたちを危険にさらしたいのでしょうか。
 力士の権利よりも組織の維持を重んじる、相撲協会と同じニオイを感じてなりません。

仙台育英高の硬式野球部員ら8人が飲酒 1人倒れて搬送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000028-asahi-soci

 

 自分の当時を振り返っても、背伸びしたがる年頃なので、そういう経験をしたいという気持ちは分かるつもりです。
 ですが、やはりだめなものはだめなんです。毎年この手のニュースが聞かれますが、スポーツをするために集う生徒が多い高校でも、こういうことは起きてしまうんですね。


仙台育英 別の元野球部員らも飲酒 監督ら辞任へ(NHK NEWS WEB)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171210/k10011253711000.html

 

 

ことし春夏連続で甲子園に出場した仙台育英高校硬式野球部の元部員など生徒8人が先月、酒を飲んだりたばこを吸ったりしていた問題で、学校が調査した結果、それ以前にも別の7人の生徒が飲酒をしていたことがわかりました。この問題を受けて硬式野球部の監督と部長が辞任することになりました。
(以上、記事より抜粋)

 自分は、甲子園に全く興味がない人間なので、高校野球を取り巻くさまざまな環境や制度には、ちょっと首を傾げることが多いです。そもそも真夏に炎天下で野球をやらせるというのが異常に感じられてなりません。あれってある種の児童虐待ではありませんかね?
 健全な精神とか、高校生らしさとか、曖昧な表現で美化するのは結構ですけど、部活動ってあくまで教育の一環ですよね? こういう事件が頻発するのって、そういう教育の部分を疎かにしている結果なんじゃないでしょうか? 強い選手を囲い込むために越境入学させるなんて、どこかおかしいと思うんですよね。
 プロ予備軍を育成したいなら、わざわざ高校でやる意味なんてないでしょう。
 まぁ、真面目にがんばっている生徒たちには、まったく罪のないことですし、彼らの努力を否定するつもりはありませんけどね。学生のうちに、ひとつのことに打ち込めるというのは、それだけで素晴らしいことだと思います。
 問題は、その生徒たちを指導する側にあるのではという疑問です。