sangak’s diary

『バイキング』を見て思うこと(相撲)

大相撲名力士風雲録24―月刊DVDマガジン 朝潮 松登 琴ケ濱 若羽黒 (ベースボール・マガジン社分冊百科シリーズ)

相撲協会の異常性はとどまるところなし?

 

 番組では、今日も大相撲の横綱日馬富士関の暴行問題が取り上げられました。
 相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)が、現場 に同席した横綱の白鳳と鶴竜の双方に厳重注意の処分案を提言したことに対して、演歌歌手で女優の仁支川峰子は「甘すぎる。今回の件は白鳳が発端でしょ? 彼が最初の説教のときに終わらせておけば、こんなことにはならなったんでしょ? そばにいた鶴竜とは差をつけるべき」と怒りを露わにしました。続けて「アタシ、白鳳に怒ってるの。40勝しようと横綱としての価値はない。人間としての価値がない」とぴしゃり。
 元スポーツキャスターで東京相撲記者クラブ会友大隅潔氏も「甘いと思います」と断言しますが、処罰の理由を相撲協会の運営や興行への影響を理由に挙げると、スタジオからは実際の犯罪よりも組織を重んじるかのような発言に異論が噴出しました。
 また番組では、相撲協会の春日野広報部長が「休場したのは(貴ノ岩)本人だ。診断書も届いていない。これは職務放棄だ」と、貴ノ岩にも処分を下すべきという主張があることを紹介。
 意見を求められたタレントの松嶋尚美氏は「正気ですか?」と唖然。さらに大隅氏が「職務上言わざるをえなかったのでは?」と擁護すると、スタジオから一斉に驚きの声があがりました。
 さらに、弁護士の徳原聖雨氏が、現実を無視してまで組織のルールを重視する角界の異常性を指摘しつつ「そういう考え方しかできない人たちなんでしょう」と皮肉めいた解説を行うと、仁支川氏は「(事件の被害者に温情も見せずルールを押しつけるなんて)人間の心がないじゃない」と激昂しました。

 

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