sangak’s diary

覚醒剤騒動になると主語をでかくする芸能人

●日本人の特性?

 

 今月10日放送のワイドナショーにて、俳優の浅野忠信さんの父で、浅野さんも所属する芸能事務所の社長を務める男が、覚醒剤を使用した疑いで逮捕された件がとりあげられました。
 漫才コンビ・ハイヒールのリンゴ氏は「これね、今後盛り上がっていたら、非難されるパターンもあると思うんですよ。日本人の悪いところだと思うんですけど、(息子の浅野忠信が)謝ったら、『いやいや、もうええやん』ってなるけど、謝らずに『何が悪いねん』みたいな態度をとると、ものすごく叩くんですよね。『お父さんやし、事務所の社長やから、もうちょっと謝ったほうがええんちゃうの?』みたいな風潮になっていくのが怖い。(お父さんが)68歳の人なら、息子にもう責任ないと思う」と、今後、浅野氏が受けるかもしれない批判に対して懸念を示されました。
 また松本氏は「親不孝という言葉はあるけど、逆の言葉は無いでいすよね。要するに、親が子供に迷惑をかけるという。それだけレアなことなんやろな」とコメントし、出演者一同がうなづきました。さらに「あと親孝行の逆もないでしょ? 親が子供に孝行するのは当たり前、みたいな」と続けました。

 私見ですが、「親不孝」の子供バージョンに該当するのは「親の因果が子に報う」、「親孝行」の逆パターンは「子煩悩」がそれに近いかなと思います。
 そもそも「孝行」の「孝」とは、、儒教思想に基づく言葉で、「父母を敬い、よく仕えること」を意味しますので、親が子供のために何かする行為に対して、「孝」という言葉を使うことはないでしょうね。

●それとも人生やめますか?

 

 松本氏は、「(男性は)68歳でしょ? 昨日今日始めたとは、俺は、正直ごめんなさい、思えないですね。常習なのかなぁと、この先、本当に断ち切れるのかなぁという心配はありますね」と懸念を示し、MCの東野幸治氏も「そうですね、おそらく『67歳の夏にやった』と言っても、『嘘つけ』ってなりますね」と賛同し、スタジオで笑いがおきました。
 その後、今後の展開について問われたワイドナ弁護士の犬塚弘氏は、「執行猶予つきの判決が出るとは思うのですが、芸能界はやはり薬の問題が多すぎますね。社会に与える影響は大きいのでぜひともやめていただきたい。現実には、身柄を拘束されるのは2~3週間、さらに執行猶予がつくとなると、はたして本当に更生できるのかということを、いつも思いますね」とコメント。
 松本氏は「どうなんやろ、やめられるのかな?」と首を傾げました。これほど懐疑的な姿勢をハッキリ示しているのは、あるいは、清原和博氏の一件が頭にあるのかも知れませんね。