『慰安婦』問題再燃って……、「守れない約束をする国民性」という自白なのか？
韓国で「慰安婦」問題が再燃しているようですね。どうやら日韓合意を見直すべきという考えが蔓延しているとか。
国内でそのように議論するのはご自由にというところなのですが、国家間で「最終的かつ不可逆的なもの」として合意しておいて、それを再び蒸し返すことが、どれほど非礼で異例な行為であるかという点については、しっかり自覚していただきたいですね。
それとも「正式な書面にした事柄でも簡単に撤回するのは、韓国では当然のこと」とでもおっしゃりたいのでしょうか？ そうではない、ということを信じたいです。
●「慰安婦」再燃不可避、秘密交渉も公表…韓国（YOMILURI ONLINE）
http://www.yomiuri.co.jp/world/20171227-OYT1T50096.html?from=ytop_top
慰安婦問題を巡る２０１５年末の日韓合意を検証するため、韓国外交省が設置した作業部会は２７日、報告書を公表した。
日韓両政府高官による８回にわたる「秘密交渉」が協議の中心となり、元慰安婦の意見が十分に反映されなかったとし、全般的に合意を否定的に評価した。その上で「被害者（元慰安婦）が受け入れない限り、政府間で慰安婦問題の『最終的かつ不可逆的な解決』を宣言しても、問題は再燃するしかない」と断定した。
（以上、記事より抜粋）
●韓国の学生ら「金ではなく謝罪」「法的賠償を」（YOMILURI ONLINE）
http://www.yomiuri.co.jp/world/20171228-OYT1T50033.html?from=ytop_top
元慰安婦を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会（挺対協）」は２７日、検証結果発表を受けて合意破棄を主張。メディアも合意に対して厳しい論調で報じている。
（以上、記事より抜粋）
●「『最終的かつ不可逆的』なものとして着実な実施を求めます」河野太郎外相談話全文（産経ニュース）
http://www.sankei.com/politics/news/171227/plt1712270032-n1.html
日韓合意は、両政府間の合意であるとともに、国際社会からも高く評価されたものです。今般の報告書には、韓国政府の日韓合意についての立場は含まれていませんが、日本政府としては、韓国政府が同報告書に基づいて、既に実施に移されている合意を変更しようとするのであれば、日韓関係がマネージ不能となり、断じて受け入れられません。日本政府としては、韓国政府が合意を「最終的かつ不可逆的」なものとして引き続き着実に実施するよう、韓国側に対し、強く求めます。
（以上、記事より抜粋）
