sangak’s diary

産経新聞は「報道機関を名乗る資格はなく日本人として恥」だった?

 

ネトウヨとは何か

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●産経「在沖米兵が日本人救出」記事を削除 おわび表明(朝日新聞DIGITAL)
https://www.asahi.com/articles/ASL2833ZRL28UTIL003.html

 産経新聞は、沖縄県内で起きた交通事故で「米兵が日本人を救出した」と伝えた昨年12月の記事を、取材が不十分だったとして削除した。8日付朝刊に載せた「おわびと削除」で明らかにした。記事では、沖縄の地元紙・琉球新報沖縄タイムスが米兵の行動を報じないことについて「報道機関を名乗る資格はない」などとも批判したが、「行き過ぎた表現があった」として謝罪した。
(以上、記事より抜粋)


●産経、那覇支局長を出勤停止処分 「沖縄紙は黙殺」報道
https://www.asahi.com/articles/ASL2K4H8HL2KUTIL00Q.html

 産経新聞が昨年12月に「日本人救った米兵 沖縄2紙は黙殺」と報じ、その記事などを削除しておわびした問題で、同社は記事を書いた那覇支局長を出勤停止1カ月とした。15日に処分を決め、那覇支局長は16日付で編集局付になった。
 同社によると、東京編集局の乾正人執行役員編集局長を減給、記事の出稿に関わるなどした編集局幹部ら5人も譴責(けんせき)の処分とした。小林毅・取締役編集担当は減俸30%(1カ月)。
(以上、記事より抜粋)

 結局、産経新聞側の報道姿勢に誤りがあったということでしょうか。
 個人的なことを言わせていただくと、「報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ」とまで批判していたのが、ただの「行き過ぎた表現」で済まされるものかどうか、はなはだ疑問ですね。
 該当記事を書いた記者の人間性や尊厳を踏みにじる行為なわけで、「行き過ぎた」という次元の話ではないのではないでしょうか。
 しかもそれだけのことをしておいて、減給や譴責で済ませるというのも甘い気がしますね。
 言葉の重みを理解できるなら、彼ら自身が「報道機関を名乗る資格はなく、日本人として恥」というべき存在なわけですから、自分の言葉通りの責任を取られるべきでは?
 あえてどうしろとは言いませんけれども、自分の言葉を自ら実践してみせることで、言葉の重みというものを読者に伝えられるのではないでしょうかね。
 そうでないなら、今後、産経新聞がどれだけ大仰な言葉を使ったところで、「しょせん言葉の重みをしらない新聞社の戯言」としか思われないのでは?

 

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