sangak’s diary

『バイキング』坂上忍氏「貴乃花親方の行動はおかしい」

 

相撲 2018年 01 月号 [別冊付録:初場所本物新番付]

相撲 2018年 01 月号 [別冊付録:初場所本物新番付]

 

 

貴乃花親方に批判の嵐 無許可TV出演に緊急年寄り会「ルール守って」(デイリー)
https://www.daily.co.jp/general/2018/02/17/0010992737.shtml

 会長の錦戸親方は意見として「ルールを守って欲しい。(出演の)経過を知りたい」「(協会との雇用関係などを定めた)誓約書にみんながサインする。役員の方が自ら破る、ルールを守れないのはどうかと、疑惑を持ってる」「インタビューはおかしい」などが挙がったことを明かした。
 協会員は、テレビ出演の際に協会に届けを出す義務がある。7日、テレビ朝日系列の番組出演は無許可だった。
(以上、記事より抜粋)

 今日の『バイキング』でも取り上げられていました。

 喜劇男優でタレントの小籔千豊氏は、「貴乃花と協会、どちらが正しいかはわからない」と前置きしたうえで、「貴乃花角界で革命を起こそうとしている。その革命家にルールを守れというのがおかしい。幕末の志士だって、料理の研究科だって、ルールを守っていたら革命なんて起こせない」と、ルールを錦の御旗にして、発言を封じようとする協会側やマスコミを批判。
 これに対して、「協会の太鼓持ち」としてネットで噂される相撲レポーター・横野レイコ氏は「理事会でどんどん主張して、それでも無視されたのなら、次の手段をとるべきだった」と主張。
 タレントで同番組MCの坂上忍氏も「僕はどちらかというと横野さんとは対立軸だが、この件に関しては一致している。オープンにするなら最初からオープンにすればよかった。理事会に配布したレポートだってマスコミに配ってもよかったのでは? そのほうがまっとうだったと思う」と、協会側の対応に賛同しました。
 個人的な印象ですが、坂上氏は、ことの順番を間違えている気がしますね。貴乃花はこれまでに協会側の対応をうかがっていたのではないでしょうか? レポートにしても、協会側に「公開するか否か」のボールを投げた形でしょう。そしてそれは裏切られた。
 さらにいえば、それ以前から角界の隠蔽体質・暴力体質は騒がれていたわけで、貴乃花親方の行動は、理にかなっていると思うのですが、どうでしょうか。


青学大・原晋監督が相撲研修会、体罰問題へ持論展開(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201802160000510.html

 日本相撲協会は「研修ウイーク」最終日の16日、東京・両国国技館で全年寄、力士を対象に、箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)を講師に招いて研修会を行った。年寄、力士の2部構成でそれぞれ約1時間ずつ行われた。
(中略)
 最後に「今の若い子が不祥事が続く中(角界に)魅力を感じるでしょうか。かっこいい力士、強い力士、国民から愛される力士、尊敬される力士、そういう世界に若者は夢を感じて入り込むんじゃないですか」と持論を展開した。
(以上、記事より抜粋)

 番組ではこちらのコメントも紹介されました。
 最後に紹介されているコメントは、若い力士というより、理事会や親方に向けた批判ですよね。今現在、力士を志望する日本の若者は右肩下がりなわけですから。まさか、これを他人事と受け取っている人はいないと思いたいですが、はたしてどうなんでしょうね。暴力体質にすら真摯に向き合えない人たちがいるようですから。

 

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