sangak’s diary

ナインティナイン岡村隆史、大杉漣追悼コメント「天国でゆっくりしていただきたいなという思いです」

 

アナログ

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●「ゴチ」で大杉漣さんが自腹 視聴者の涙を誘う「最後まで魅せてくれた」(livedoor NEWS)
http://news.livedoor.com/article/detail/14339795/

 2月21日に66歳で亡くなった大杉漣さんが出演したバラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン ゴチクビメンバー大集合SP! 冬の高級和食ゴチ」(日本テレビ系)が2月22日に予定どおり放送され、視聴者の様々な反応がSNS上で寄せられている。
 この日の番組冒頭、「大杉漣さんが2月21日にご逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。本日は大杉漣さんご出演の『ぐるナイゴチ19』を放送致します。この番組は2月12日に収録したものです」とテロップが流れ放送開始。
(記事より抜粋)

 同番組で共演されているお笑い芸人で俳優ナインティナイン岡村隆史氏は、事務所を通してすでにコメントを出されていますが、本日放送されたラジオ番組「岡村隆史オールナイトニッポン」でも大杉漣さんへの追悼コメントを出されました。
 今日のラジオは、冒頭、ここ数週間続いている「岡村隆史VS水道橋博士VS太田光」のネタに始まり、その後、羽生結弦氏やパシュートなど冬季オリンピックの感想を語ったあと、定番のはがきコーナーへ突入。
 笑いを交えながらネタハガキを読み上げる岡村氏の口調は、いつもとまるで変わらず、そのまま番組が終わるかに思われました。
 しかし、およそ2時間が経過し放送終了直前の締めのコーナーで、ついに岡村氏の口調が改まり、ここで初めて大杉氏の名前を出されました。

大杉漣氏への追悼コメント

「みなさんもご存知のように大杉漣さんがなくなられはりました。本当に突然のことでしたので、ほんまに、まだ信じられないような気持ちなんですが……。なんて言うんですかね、気をすごく使われる方でしたし、おそらく今日も僕がしんみり放送なんてしていたら、『ちょっとやめてよぉ』なんて天国から言わはるような方でしたので、最後の最後になってしまいましたが、本当に、天国でゆっくりしていただきたいなという思いです」
 故人となった大杉氏の人柄を考え、あえていつも通りに放送を続けてきたことが明かされ、その後、大杉氏との思い出話が語られました。
「(大杉さんとは)(ビート)たけしさんのお話をよくすることがありまして。『僕(岡村)、たけしさんの書いたアナログという本にサインいただいたんですよ。休憩中だとアレなんで、収録本番中に本を出してサインをもらったんです』という話をしたら、(大杉さんは)『え、そうなんだ? そいじゃ(僕も)サインもらおうかな』って。それで次の週だったかな、すごく嬉しそうな顔で大杉さんしゃべってくださって。『サインもらったんだよ』、『よかったですねぇ』って。『たけしさんって、どんな演出されるんですか?』、『たけしさんはね、芝居はこうでこうで』って、映画の話とか、いろいろお話してくださって。僕みたいな若い人間でも(分け隔てなく)同じように気を使ってくださって、本当にありがたかったなと思います。最後になりましたけど、心からご冥福をお祈りいたします」

●俳優として受け継いだものは?

 岡村隆史氏といえば、お笑い芸人として活躍する一方、俳優としても多くの作品に出演し、1997年には相方の矢部浩之氏と共に出演した『岸和田少年愚連隊』で、第39回ブルーリボン賞新人賞・作品賞を受賞、さらに1999年には主演映画『無問題』が日本アカデミー賞話題作品部門を受賞している。
 『無問題』では、受賞式のステージで、「俳優としてどうなりたいか」という質問に、「高倉健さんのようになりたい」と口にし、会場が水を打ったように静まり返るなか、当の高倉健氏が立ち上がり拍手をしてくれたというエピソードも有名。
 俳優業に関心の強い岡村氏は、憧れの高倉健氏に続いて、偉大な先達を見送ることになったわけですが、名バイプレーヤーと呼ばれ、最後まで俳優で在り続けた大杉氏からどのようなことを学んだのでしょうか。