【いじめ問題】「エスカレート」が言い訳になると思っている輩
●女児らに「授業中に服脱がされた」被害女児提訴（YOMIURI ONLINE）
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180226-OYT1T50062.html
原告側によると、女児はショックで適応障害と診断され、現在は不登校になっているという。被告側は「悪ふざけがエスカレートしただけだ」として請求棄却を求めている。
（中略）
廊下でくすぐりあいが始まり、倒れ込んだ原告女児は、両手両足をつかまれ、ズボンを下ろされそうになった。原告女児は抵抗したが、最終的にはズボンと下着が足首まで脱げ、上着も脱がされた、としている。
この際、隣のクラスの教諭が相手側女児らを注意してやめさせたという。
原告女児は「１年以上前から、靴の片方を校門前に隠されたり、複数の児童に押さえつけられ、無理やりズボンを脱がされたりするいじめを受けた」と主張。図工用のニスを背後から大量にかけられ、髪の毛や洋服がニスだらけになったこともあったという。
（以上、記事より抜粋）
被告側が「悪ふざけがエスカレートしただけ」と主張しているということは、つまり一般的な「悪ふざけ」の範疇を越えた行為だったことは認めてるわけですね。
悪ふざけの域を越えたら、それはもう暴行や虐待なのでは？ それともこの主張をしている被告側の親や弁護士は、自分や自分の家族が同じ目にあっても、あくまで「悪ふざけ」として、警察に被害届を出さないのでしょうか？
自分にはとても理解できませんが、もしそうだと主張するのであれば、その旨を正式な文章にして、登校している学校の生徒たちに配ってほしいものですね。被告生徒とその家族の考える「悪ふざけ」の許容範囲が分かれば、他の生徒たちも接しやすいでしょうから。
おそらく被告生徒は、学校でも孤立無援で針のむしろ状態でしょうけれども、そんな生徒に「悪ふざけ」してくれる心のやさしい生徒たちもいると思うんですよね。
