sangak’s diary

飲食店ドタキャンに有罪判決

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飲食店「ドタキャン」裁判、1分で店側が勝訴 弁護士が対策明かす(livedoor NEWS)
http://news.livedoor.com/article/detail/14410413/

 

 飲食店主を青ざめさせるドタキャン。2018年3月9日、東京簡裁でおそらく日本初とみられる民事裁判が行なわれ、ドタキャン被告に損害賠償支払いの判決が出た。
(中略)
 「非常に残念です。飲食店のドタキャンについては、様々な法律問題があるので、裁判の場できちんと争って、裁判所に判断してもらいたかった。もしBさんが判決に従わないと、裁判所が強制執行することになりますが、現実には裁判所はBさんの銀行口座がどこにあり、いくらあるかまでは調べてくれない。こちらで調べるしかありませんが、それには興信所に頼むことになる。13万円を取るために10万円を興信所に払うのか、そこまで意地悪になるのか、悩ましい問題です」と苦笑いした。
(以上、記事より抜粋)

 被害者側が損をするというのは、やるせない話ですね。こういう場合、かかった経費の分も上乗せして請求できないものなのでしょうか? できないのであれば、できるように法改正していただきたいものです。
 また、被害の拡大を減らす意味でも、悪質と判断された被告に関しては、名前を公表してもよいのではありませんかね。気軽に考えている人物は、再犯を繰り返すでしょう。ブラックリストのようなものを作って情報提供を呼びかければ、金銭の回収もしやすいでしょうし。
 悪用されることを考えたら、そこまで徹底するのは難しいんですかね。