sangak’s diary

【森友問題】総理の関与は100%否定できないから有罪?

冤罪はこうして作られる (講談社現代新書)

森友文書書き換え問題 安倍総理の忖度、昭恵夫人の関与が争点に(BLOGOS)
http://blogos.com/article/283814/

 安倍政権への影響について、細川氏は「去年からずっと安倍総理の忖度だとか、昭恵夫人が絡んでいるんじゃないかと言われているが、そこは一貫して否定していて、絶対に崩さない。財務省側は、森友学園になぜ特例的・特殊性があるのかということや、安倍総理の忖度、昭恵夫人の関与はないと説明しきれるかが、一つのポイント」だという。
(以上、記事より抜粋)

 現代は「疑わしきは罰せず」が前提ですから、確実な証拠が出ない限り、「関与」を追求することはできないでしょう。
 それが正しい姿勢というものです。
 一方、これが別の事件、とくに被疑者が一般人だった場合、途端にその前提が崩れてしまうのは不思議な話です。例えば、痴漢容疑の場合には、無罪を証明するに足る証拠の映像があるにも関わらず「容易ではないけれども、不可能とまでは言えない」という荒唐無稽な理由で有罪にされた例もあります。

「日本の司法は中世」は本当だった!
カメラに両手映っていても「お前は触った」という三鷹バス痴漢事件の“神がかり”判決
http://www.mynewsjapan.com/reports/1853

 このおぞましい裁定を下した、倉澤千巌裁判官はすでに退官されているそうですが、それで済まされてしまうのも恐ろしい話ですね。人ひとりの人生を狂わせておいて、やめれば済むというのが、今の日本の司法ということでしょうか。