sangak’s diary

【レスリングパワハラ問題】坂上忍氏「谷岡学長が怒りの沸点に達した原因は『バイキング』」

冤罪報道―「言論の暴力」と闘った一市民の記録

至学館大・谷岡学長「心痛めている」 パワハラ問題で「風評被害」(SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/sports/news/20180315/spo18031510540004-n1.html

 レスリング女子五輪4連覇の伊調馨選手(ALSOK)が日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、栄氏が監督を務める至学館大谷岡郁子学長が15日、愛知県大府市至学館大で記者会見し「学生たち、とりわけレスリング部の者たちが訳の分からない風評被害によって深く傷つけられている。そのことに本当に心を痛めている」と話した。
(以上、記事より抜粋)

 この会見の内容は、本日の『バイキング』でも本件が取り上げられました。
 番組冒頭、タレントで同番組MCの坂上忍氏は「沸点に達したということで、どの番組かというと『バイキング』だそうんですよ」と、学長のコメントを揶揄し、出演者の笑いを誘いました。
 その後、坂上氏による反論が炸裂。
 「これだけの問題で、会見を開いておいて、パワハラについて『分からない』というのは、どういうことか」と、会見の席でありながら、世間の注目を浴びているパワハラ問題に対しての曖昧な対応を批判。
 番組出演者も一斉に頷き、
「今回の騒動はそれが問題なんですから、記者会見をするのであれば、まずパワハラ・セクハラについて調べてから行うべきだった」(マルチタレントの東国原英夫氏)、
「通常、こうした問題が起きれば、外にアナウンスする前に現場に問い合わせて公表する。『分からない』と言った時点ですべて瓦解した」(フリーアナウンサー近藤サト氏)
「まったく事実かどうかを調べないで発言している時点で、世の中の認識とズレがある」(スポーツライターの小林信也氏)
と、会見内容の不備を指摘しました。。

 さらに、谷岡学長が文春相手に訴訟の準備があると発言した件について、東国原氏は「名誉毀損の裁判は、訴えた側が立証する責任がある。一方、セクハラ被害を訴えている人たちは、証言に立つ覚悟ある。負けたら大恥ですよ? 覚悟されたほうがいい」と忠告。この手の報道に関する名誉毀損の場合、「報道内容が事実かどうかは関係ない」と聞いたことがありますが、違いましたっけ?
 
 ちなみに、谷岡学長は、セクハラ・パワハラに関しては「分からない」と答える一方、「事実ではない報道」の実例についても言及されていました。

レスリングW杯代表、全日本1・2位大半のなか栄監督の娘だけ5位選出
小林信也「無理がある」
https://www.j-cast.com/2018/03/14323635.html?p=all

日本レスリング協会栄和人・強化本部長が伊調馨選手にパワハラをしていたと告発された問題が続く中、協会の女子ワールドカップ(W杯)代表選考をめぐって疑義があがった。
計20人の代表は、大半が全日本選手権で1・2位の成績を収めているが、1人だけ5位だった。スポーツジャーナリストの小林信也氏は「ちょっと無理があると思う」と指摘。その選手は栄氏の娘だった。
(以上、記事より抜粋)

 この点に関して、谷岡学長は、関係者に聞き取りを行い、かつ栄希和選手が、昨年10月の日米親善試合で2017年世界選手権の銀メダリストに勝利したことをあげ、「彼女の選抜には何の問題もない」反論されていましたが、番組ではこの件について完全スルーされていました。
 自分たちの発言が取り上げられたと推測しているのに、なぜ、コレに関して再反論されなかったのでしょうか? 不思議ですね。
 とくに、「選出に無理がある」と断言された小林氏は、なぜだんまりを決め込まれていたのでしょうか? 反論に必要な証拠を集めるだけの時間は十分ありましたし、番組に出演されるからには、きっとそれを出してくれると思ったのですが。隠し玉として取って置かれるつもりなのでしょうか?
 
 スルーといえば、これらの報道に対して、生徒たちに被害が出ているということに関しても同様にスルーされていましたね。
 坂上氏は、伊調馨選手に対する谷岡学長の冷淡ともみえる態度を批判し、「ちょっと考えたほうがいいんじゃないかなぁ」とコメントし、コーナーの最後に「自分の都合でくっちゃべってる暇があるなら、事実を精査して、会見したほうがいいと思うのですが」と総括されていましたが、ご自身は、報道による影響について全く考えないというスタンスなんでしょうかね? それはそれで別にいいのですが。

 あと、気になったのは、学長の会見を批判する際に、小林氏が「まず謝るべきことは謝る」と断言したことですね。謝るも何も、まだパワハラやセクハラについては事実認定されていないのですが、いったい何を謝れというのでしょうかね。
 小林氏も先走ったことを自覚したのか、咄嗟に「これが事実であるならばですが」と言い添えていましたけど、本音としては、明らかに偏った意見をもっているんでしょう。
 東国原氏も、栄監督が体調不良という報道に対して、「あれだけお強い方が報道されただけで体調を崩されるとは不思議ですが、まあ、そういうことなんでしょう」と疑ってかかってましたしね。

 一般人の自分からしたら、仮に、告発内容が虚偽であるならば、追い詰められて精神が不安定になってもしょうがないと思うのですが。
 いずれにせよ、ハラスメント問題を追求されるのであれば、番組側は、もう少し中立な姿勢をもたれたほうがよいのではと思うのですが、どうでしょう。そうでないと発言に説得力がありませんから。

 ついでに申し上げると、谷岡学長の会見の不手際を責められた近藤氏も、ずいぶんと華々しい経歴の持ち主なんですね。

近藤サトの現在は劣化がヒドい?旦那や子供について調べてみた!(ちびころブログ)
https://tibicoro.com/5431.html

 自分は近藤氏についてほとんど存じ上げないのですが、「会見の常識」は詳しく知っていても、「恋愛の常識」についてはご存知なかったということなんでしょうかね。
 このブログの内容が事実なら。

 

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