sangak’s diary

【順天堂取り違え問題】順天堂関係者が母親に対して「あなたの不倫だろう」と中傷を浴びせていた?

ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年 (文春文庫)

新生児取り違え被害者が語る順天堂への不信感 「これって恫喝では?」(livedoor news)
http://news.livedoor.com/article/detail/14594495/

 「取り違えについて初めて話し合った2016年3月3日から、順天堂はひどかった。医師も職員も名刺さえ出さず、唐突に話を始めたんです。普通は最初に謝罪するものではないでしょうか。そもそも順天堂はいまのいままで、しかるべき責任者が私と母に一度も頭を下げていません」
 そのうえ、さらに小林さんの怒りを増幅させる事態が起きていたという。
 「〈お知らせ〉の掲載後、順天堂の代理人弁護士から私宛てに〈通知書〉が送られてきて、そこには、週刊新潮に記事が載ったのを踏まえてこの件を公表する、という通知に続き、こう書かれていました。順天堂がホームページで公表したからといって、〈貴殿らとの合意書に基づく貴殿の守秘義務が解除されることにはなりませんので〉〈貴殿らに守秘義務違反があった場合には、しかるべき対応を取る所存ですので〉。これって恫喝じゃないですか? ホームページでは〈心よりお詫び〉と言って世間体を取り繕って裏で恫喝する。どういう病院でしょう」
(以上、記事より抜粋)

 この一件、子供を取り違えられた母親は、以前にも順天堂に取り違えの可能性を問い合わせたことがあるそうですね。ところがそのとき、順天堂側は「あなたの不倫でしょう」と突き放したとか。
 それだけ失礼な真似をしておいて、一方の被害者の個人情報を理由に、もう一方の被害者の人絹を侵害するなんて、これが現代の病院のあるべき姿なのでしょうか?

 順天堂医院のホームページ(https://www.juntendo.ac.jp/hospital/)には、「人ありて我あり、他を思いやり、慈しむ心――順天堂医院は、我国でいち早く西洋医学を採り入れた医学塾として天保9年に開設いたしました。以来、一貫して患者さまに何よりもまず、やさしく、安全で高度の医療を提供すべく努力しております」などと記されておりますが、創立者は「西洋医学を逸早く取り入れた」ようですが、現在の理事長である小川秀興氏や院長の天野篤氏には「現代社会の人権感覚を取り入れる気はない」ということみいたですね。
 「人ありて我あり」の「人」って誰を指すのでしょうか? たっぷりな治療費を払ってくれるお金持ちでしょうか? 「他を思いやり、慈しむ心」って何のことでしょうか?
 人間としての最低限の良識と常識があるのなら、まず被害者たちに誠心誠意謝罪すべきでは? 被害者に対して威圧的な言動をするような浅ましい人間が、こんな美辞麗句で自画自賛するなんて滑稽極まりないですよ。