sangak’s diary

三田佳子は息子の違法行為を本当に知らなかったのか?

芸能界薬物汚染

三田佳子の次男を逮捕 住民が証言「うつろでおかしな様子だった」(livedoorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/15292991/

 女優三田佳子(76)の次男で職業不詳の高橋祐也容疑者(38)が11日、警視庁渋谷署に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。同署によると、容疑を認めている。高橋容疑者は過去3回、覚醒剤を使用したなどとして逮捕され、08年には東京地裁で懲役1年6月の実刑判決を言い渡されている。三田はこの日、「大変ご心配をおかけして申し訳ありません」と謝罪のコメントを出した。
(中略)
 高橋容疑者は昨年11月、交際相手だった元アイドルの女性に暴力をふるったとして、警察沙汰の騒動を起こしたと「女性自身」に報じられた。
 親しい関係者によると、高橋容疑者は以前から元アイドルや地下アイドルの女性らを複数人はべらせ、連夜都内で飲み会を開いていたという。飲み会に出席した女性には、毎回車代として3万円を渡していた。また、元アイドルや元タレントの男性たちとも親しくしており、夜遊びを繰り返していたという。
 昨年秋ごろ、高橋容疑者が、交際相手の女性が別の男性とも関係を持っていたと知ると、その男性の勤務先を訪問。感情をむき出しにして猛抗議し、備品を壊すなどのトラブルも起こしたという。当時、高橋容疑者は目の焦点が合っておらず、会話の内容も支離滅裂で、「明らかに普通ではない状態だった」という。
(以上、記事より抜粋)

清水健太郎「まだ伝わってないです」三田佳子の親心(@niftyニュース)
https://news.nifty.com/article/entame/nikkansp/12168-09128043/

 清水は12日放送のTBS系「ビビット」にVTR出演。高橋容疑者の逮捕に「まぁ、しゃあないやろね。3回あることは4回ある。周りの友だちのサポートがあって初めて治る病気だと思う。依存症という病気です」と語った。
(以上、記事より抜粋)


 大物芸能人の家族に関する醜聞、それも4度目の大失態ということで大騒ぎのようです。
 今回の事件に関して、世間からは「すでに成人している人間のやったことなので親の責任はない」という擁護の声がある一方、過去3度の逮捕がありながら、一説には月額100万円ともいわれる多額の生活費を与えたまま野放しにしていた三田佳子氏への批判の声もあるようです。

ラクル論点そらしで三田氏を擁護する芸能界

 こうした世の中の向きに対し、芸能界はといえば、やはり三田氏を擁護しようとする向きがあるようです。
 本日放送の『バイキング』において、タレントで同番組MCの坂上忍氏は、高橋容疑者の素行不良に怒りを見せる一方、三田氏に対しては同情的であり、さらに高橋容疑者が4度目の逮捕に及んだ件に関しては「(麻薬常習者へのケアという点で)この日本という国は遅れている」と日本批判を展開。
 さらにこうした意見を受け、出演者で弁護士の徳原聖雨氏も「2度目のときに執行猶予にしたのは理解できない。これは国の責任があるのでは」と同調しています。
 成人した個人の犯罪行為に関して、親の責任は無いのに、国の責任はあるというわけですね。ちょっと何を言ってるのかわからないです。素人の感覚としては、法律よりも身近に接し、かつ対処できるのが親の存在だと思うのですが、芸能人の方々の間では別の感覚をお持ちのようです。
 さらに話が三度目の件に及ぶと、「懲役1年6月の実刑」という判決が物議を醸します。
 徳原氏が「二度目のときの懲役2年は執行猶予がついてのものだったため、裁判所としてはそれ以上に重い処罰をすることがためらったのでしょう」と説明すると、坂上氏は「もう三度目だよ? まだそんな手順を踏むの?」と、より重い刑罰を与えるべきだったのではと司法の対応に苛立ちを見せました。

あえて三田氏の責任を追求する芸能人も

 もちろん、すべての芸能人が三田氏を擁護しているわけではありません。同番組に出演していた歌手で俳優の野口五郎氏は、大先輩である三田氏の複雑な心情を汲みつつも、2回目の逮捕現場が1回目と同じ自宅の地下室だったという点にふれ、「一度そういうことがあったのに地下室を封鎖せず、自由にさせていたなんて信じられない」と呆れたようすでコメントされていました。
 こちらは芸能界とは無関係な視聴者でも共感えやすいコメントだったと思います。
 野口氏がおっしゃるように、三田氏は御年76歳ということで、世間一般的には終活を始めてもおかしくない時期です。自分の人生、芸能生活をどのように幕引きするかを考えたい時期に、我が子から4度目の裏切りをされた三田氏の心境はいかばかりか。悲しみ、怒り、無念、諦め、どのような感情が渦巻いているのか、素人の私などには到底想像もおよびません。
 とはいえ、高橋容疑者の粗暴な素行を聞くにつけ、「親としての責任を完全に果たしたといえるのか」という疑問は浮かぶわけです。そこにあえて切りこんだ野口氏の見解は素晴らしいと思います。