sangak’s diary

『ひるおび』『ゴゴスマ』を見て思うこと

横綱審議委員会とは

 

>暴行問題を起こした大相撲の横綱日馬富士(33)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、
>伊勢ケ浜部屋=が29日、現役を引退した。日本相撲協会に引退届を提出して受理された。

 この記事を書いている本日14時から、日馬富士ご本人が引退会見をされています。

 それに先立つワイドショーでは、引退騒動の原因となった暴行事件について、まだまだ議論が紛糾しておりました。とくに話題となっていたのは、横綱の選定に関わる横綱審議委員会に関してでした。

 TBSの『ひるおび』内では、元裁判官・国際弁護士の八代英輝氏は「自分たちが推挙した横綱が三人もいてこんな事件が起きているのに、横綱審議委員会の方々は反省してないのか?」と疑問を呈しました。

 これに対して元NHKアナ・杉山邦博氏は「品格が問われるような事件が起きたわけで、反省をこめて議論なすったと思いますよ」と回答。さらに、かわいがりなどの暴力行為が絶えない現状について、マルチタレントのデーモン小暮氏は「相撲とはそういうものだと思いこんでいる力士や親方が、まだまだ多い。今回の件でも『自分は関係ない』と思っている親方がいるはず」と苦言。

 続く同局の『ゴゴスマ~GOGO!Smille!~』でも、マルチタレントの東国原英夫氏が「(横綱の選定について)品格や力量といっているが、彼を選んだ横綱審議委員会もどうなんだろう?」と同様の疑問を呈しました。

 このあたり相撲素人の自分も同じ感想でした。相撲協会側の方々は「横綱の推薦にはきちんとしたルールがある」とおっしゃっていますが、横綱推薦を担当しておきながら、その後、何かあっても選定の是非について責任を問われないのは、いささか無責任に感じられます。

 そもそもそのルールに問題があったのではというのが素人的な考えです。まず、これまでの出来事を反省し、ルールの改善から始められたほうがよいのではないでしょうか?


横綱審議委員会日本相撲協会の諮問に応じ、横綱に関する案件について答申・進言する機関。委員は、相撲協会理事長から委嘱を受けた協会外の有識者によって構成される。特に横綱推薦が重要な案件で、「2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」を基準に協会から横綱昇進について諮問があり、推薦するかどうかを審議して答申を行う。協会はその答申を尊重しながら理事会で昇進を決議する。昭和25年(1950)に設置。横審。 (デジタル大辞泉より)