sangak’s diary

【SSストライキ騒動】安藤優子氏「社内の問題で客に迷惑をかけないで。騒動は働時間外でやって」

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)

営業停止の佐野SA、交渉ないまま社長会見に不信感(日刊スポーツ)
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12168-08160009/

東北道・佐野サービスエリア(SA)上り線のフードコートと売店を運営する、栃木県佐野市のケイセイ・フーズの従業員がストライキを起こし、営業が14日未明から一斉にストップしている問題は、翌15日も従業員のストが終わらないまま、1日を終えた。
(以上、記事より抜粋)

本日放送のフジテレビ『直撃LIVE グッディ!』でもこの話題がとりあげられていました。

スタジオ内で喧々諤々の意見がかわされたあと、最後はニュースキャスターの安藤優子氏の「社内のことと社外のことはきっちりわけて、労働時間外でやってほしい」と言う言葉で締めくくられました。

この発言には、個人的にちょっと疑問がありました。

安藤さんのおっしゃることを翻訳すると、「どれだけ会社の待遇に問題があろうとも、一度、社員となったら営業時間内は不満を忘れ、顧客のために全力をあげ、会社の利益向上のために働け。文句があるならプライベートな時間を犠牲にしろ」ってことですよね?

これ、ブラック会社の言い分そのものな気がするんですけどどうなんでしょう。

今回のストライキにつきましては、法的な問題があるそうで、その点については当事者の方々も反省をされているです。

ですが、会社の待遇に関して不満がある場合に「顧客のために我慢しろ」というのは、度が過ぎているのではないでしょうか? 会社員や従業員は奴隷ではありません。なぜ自分の権利を犠牲にしてまで「顧客のため」に自分を犠牲にしなければならないのでしょうか?

なんといいますか、安藤氏のご発言には「お客様は神様」という思想が根底にあるような気がしてなりません。