sangak’s diary

文部科学省の淵上孝教育課程課長が検閲行為か?

検閲と発禁: 近代日本の言論統制

前川前次官の講演、録音データ提供求める 文部科学省朝日新聞DEGITAL)
https://www.asahi.com/articles/ASL3H6S0QL3HUTIL04Y.html

 名古屋市立の中学校で2月、文部科学省事務次官の前川喜平氏が授業の一環で講演したことをめぐり、文科省が市教委に対し、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を問い合わせ、録音データの提供を求めていたことが15日、わかった。文科省が個別の学校の授業内容について調べるのは異例。
(以上記事より抜粋)

 文部科学省淵上孝教育課程課長としては、前川氏が「天下り問題での辞任」や「出会い系バーに出入り」などを問題視したうえで、「現場がどこまで認識しているのか問い合わせただけ」とのことで、全く問題がないというスタンスだそうです。
 一方で、元文部官僚の寺脇研氏は「教育の国家統制になる」と批判しています。
 落語家の立川志らく師匠は「国が文句を言っているような印象はあるよね。やっぱり嫌な気分になる」と、どういいわけしても国側の検閲という印象は拭えないとコメント。
 日本の政治学者で早稲田大学教授の中林美恵子氏も「文科省というのは、どこの国でも大きな存在。公立の学校がこのような連絡を受けたらびびりますよ」と、文科省の威圧的な行動だと批判。
 元裁判官・国際弁護士の八代英輝氏「前川氏をきっかけに文科省の信頼が揺らいだという事実はありますが、文科省は前川氏の存在に怯えすぎている。それで今回のような行動に出たのでしょうが、事後的検閲をしていると受け取られる。もっと鷹揚に構えておくべき」と、文科省の幼稚な対応に苦言を呈しました。

 

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