【イッテQやらせ問題】岡村隆史氏「ヤなこと言う人が増えた」
イッテQ“やらせ疑惑”報道 日テレ「誤解を招く表現」
https://www.fnn.jp/posts/00405061CX
2018年5月に放送された日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」では、ラオスで行われている祭りだとして、「橋祭り」を紹介し、地元の参加者に交じってお笑い芸人が自転車に乗る様子を伝えた。
これについて、今週号の週刊文春では、「橋祭り」を知る地元住民はいないなどとして、やらせの可能性があると報じている。
(以上、記事より抜粋)
この件について、お笑い芸人の岡村隆史氏が自身のラジオ番組でコメントを発表しました。
「やらせ」ではなく「演出」
「人気番組はこうやって目をつけられてしまうんやなぁ」
長くバラエティ番組に関わっていた岡村氏としては、文春サイドに批判的な印象を持っているようす。
「スタッフの人たちが『どうやったら子供たちが喜んでくれるか』と思って作ったんやん?
それをさ、現地に行くわけでもなく、電話で向こうの人に聞いて『こんな祭りない』って……。
なんでこういうこと言いはるんやろ。子どもたちは楽しみに見ているやん。
これで『イッテQ』が終わったらどうすんの?
テレビってそういうもんやった? 『演出ちゃう、やらせや』って。いつからこうなったん?
昔はこうじゃなかった
『川口探検隊』とかもそうやったやん。
洞窟に入って『初めて入ります』とか言ってカメラはとっくに先行ってたわけやん。
それをやらせとか。こういうこと言う人たちが増えてきたんかなぁ」
ラジオでの岡村氏の主張を聞いたとこお、今回のことはあくまで「バラエティ番組としての演出」であり、それを「事実ではない」と批判する文春サイドを「野暮」だと批判しているように受け取れます。
私自身は番組を見ていないので、あるいは岡村氏の言うとおりなのかもしれません。
岡村氏が例にあげた『水曜スペシャル川口浩探検隊』のように、「ネタとして楽しんでくださいね?」という体で作られた番組であったのなら、わざわざ事実かどうかを追求するのはおかしい気がします。
番組をきっかけに村おこしも
また、番組内で「橋祭り」を伝統行事であるかのように扱ったことについても、「これからずっとやっていけばええやん」と、これをきっかけに伝統行事にしていけば何の問題もないと自論を展開し、番組スタッフの行動を擁護しました。
確かにアニメの影響で催されたお祭りが、その後、現地の行事として定着したという話も聞いたことがありますので、そういう考え方もあるのでしょうね。
しかし、本当に「誤解を招く表現」という次元の話だったんですかね?